AWSからのVPS停止予定の通知、エイプリルフールかと思ったけど・・・

何やらAWSから通知が・・・
　
> Amazon EC2 Notification
>
> Dear Amazon EC2 Customer,
>
> We have important news about your account. EC2 has detected degradation of the underlying hardware hosting one or more of your Amazon EC2 instances in the ap-southeast-1 region. Due to this degradation, your instance(s) could already be unreachable. Running instances will be stopped or terminated after 12:00AM UTC on 2016-04-16. The affected instances are listed below:
　
ん？停止予定？？トラブった！？
ちなみに受信が4月1日 午前10時34分・・・
　
日付がアレだから冗談でしょ？と思ってコンソールを見たら、本当っぽい。。。

　
シンガポールのサーバー側で復旧困難な障害が検出されたのか、、、
ま、作り直せばいいか。
　

【VPS】WIN-VPS.comのVPSは順調に稼動していましたが・・・

稼動当初はゴタゴタしたWIN-VPS.comですが、その後は順調に稼働していました。
ただ１つの問題を除いて…
　
MT4からメールが送れません。。。
　

　
SSLのポート465も、SSLではないポート587も、他ドメインのメールアカウントも、全てエラーになってしまいます。
WIN-VPS.comのサポートに英語で問い合わせれば直るのかもしれませんが、英語苦手だし、ロシアの業者ということでサービス提供の継続に不安を感じてしまうので、今回は1ヶ月で諦めることにしました。
　
ただ、国内最安値のWEBKEEPERSのVPSよりは、WIN-VPS.comのVPSのほうが、安定性もコストも優れていたと思います。
一般の方にはあまりお勧め出来ませんが、仮想サーバーに詳しい方であれば、WIN-VPS.comは選択肢としてアリですね。
　

【VPS】Amazon EC2をシンガポールで起動！

リージョン（サーバー所在地）が色々選べるAmazon EC2ですが、今度はGEMFOREXの取引サーバーが在ると思われるシンガポールにしてみました。
　
前回、コミュニティAMIを利用すれば日本語版Windowsでセットアップ出来るとの話がありましたが、どうやら課金されるようなので（但し月200円程度）、今回は『無料枠の対象』と明記されているAMI（英語版）を使っています。
　
過去記事通り（参考１、参考２）にWindows2012R2をサクサクと日本語化し、MT4のpingを測定してみました。

　
GEMFOREXとの距離が近くなりましたね！
ただ課金してまでシンガポールを使うかとなると、スキャルはしてないし、GEMFOREXの約定力は強くないので、ちょっと悩みどころです…
今回は、残っている無料枠を使用しています。
　
ディスク性能は、t2.microなので普通ですね。

　
シンガポールではGEMFOREXしか動かさないので、MT4が1つ、EAが21個の運用になります。
通常時間帯は全く問題無いのですが、シグナル判定が集中する毎時0分台は、ラグが発生するのではないかと予想しています。
（瞬間的にメモリ空間とディスク帯域が逼迫する）
　
まぁ、これは発想次第でもあり、従量制の契約で
毎時0分～5分の間だけ、インスタンスを立ち上げればいいじゃん！！
とも思ったりしていますが、AWSに疎い僕にはハードルが高すぎますね…（泣
　
※拙作のEAはシグナル判定時（バー確定時）にMT4が立ち上がってさえいれば、他の時間帯はMT4を落としても問題ないため、VPSやPCの24時間稼動は必須ではないです。
　ただ、それなりのスクリプトを組むのが面倒なので24時間稼動させています。
　

【VPS】ロシアのWIN-VPS.comをお試し中…

格安VPSを探していたら、ロシアのWIN-VPS.comというところが見付かったので、試しに1ヶ月利用してみることにした。

　
※ "win-vps.com ロシア" で日本語のページをググれば、必要な情報は出てくると思う。。。
　
プランはBronze-1（メモリ2GB）、OSはWindows Server 2012 R2、ロケーションはNewYork、とりあえず1ヶ月契約で$9（paypalで…￥1,064）です。

　
Windowsは当然ながら英語版です。そのままでも良かったのですが日本語化しています。
2012R2英語版は何度か日本語化している（過去記事 参照1、参照2）ので大丈夫だろう…と油断していたら、WindowsUpdateを適用するまで日本語言語パックをダウンロード出来ない問題に遭遇しました。。。何故…？
　
原因はさておき、WindowsUpdateを有効にして適用・再起動後は、問題なく日本語言語パックをダウンロード・適用出来ました。
　
あとはMT4とOneDriveをインストールしてクラウドストレージを構成し、既存環境からMT4データフォルダを移行して完了です。（手順等は割愛します）
　
早速pingを測定したところ、OANDAやFOREX.com(GAIN Capital)のサーバー所在地に近いようで、僅か1～2msでした！（→過去記事 参照1、参照2）

　
ディスク性能も優秀なようです！（→過去記事 参照）

　
MT4を複数稼働させた場合、ディスク性能がボトルネックになってラグが発生しやすいのですが、これだけ高性能なVPSであれば問題ないでしょう。
　
とりあえず、OANDAのMT4（3口座分、計11EA）をWIN-VPS.comで稼働させて、1ヶ月様子を見てみます。
　
あとは、安定稼働してくれて、サポート要らずであれば良いのですが…
　
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・・・と、ここまで下書きしたのが3/6(日)の夜、その後・・・
　
3/7(月)の昼にVPSが止まってしまうトラブルに遭遇… (-_-;)
このトラブルに気付いたのが夜で、VPSのリブートを試したものの応答無く、問い合わせページから対応を依頼して、翌日未明には復旧しています。
　
あとは、MT4からのメールが届いてない…あれれ？
スマホへのプッシュ通知は届いているので、とりあえずいいか…
　
こういうトラブルに遭遇してしまうと、やっぱり安かろう悪かろうなのかなぁ…と思ってしまいます。（→関連記事）
格安VPSには安易に手を出さない方がよいかもしれません。
　

【VPS】Amazon EC2のリージョン変更の効果を確かめる

Amazon EC2の設定で回り道をしてしまいましたが、とりあえず米国東部（バージニア北部）のリージョンで運用開始しています。
そもそもとして、OANDAのMT4のためにリージョンを変更したのだから、OANDAサーバーとの接続が速くなったのか確かめてみましょう。
　
MT4のデモ口座の申請で表示されるPingを比較してみます。
　　
【アジアパシフィック（東京）】 OANDA Ping ＝ 188ms

　
日本にサーバーがある楽天証券(FXCM)やFXTFは2msと圧倒的なレスポンスですが、OANDAやFOREX.com(GAINCapital)は米国東部にサーバーがあるため、150～200m程度掛かっていました。
　
　
【米国東部（バージニア北部）】 OANDA Ping ＝ 7ms！

　
OANDAとFOREX.comは、7msと大幅に改善しました！
逆に楽天証券やFXTFは150ms以上掛かるようになりました。
　
なお、XMはイギリス付近、GEMFOREXはシンガポールにサーバーがあるようです。サーバー ～ クライアント間の距離がそのままPingに現れていますね。
→ 過去記事「通信遅延の少ないリージョン(VPS設置場所)の調べ方」参照